漫画のストーリー作りのヒントとなる『物語のパターン』まとめ
ストーリーの基礎となる物語パターンをまとめて紹介します。

 

物語やストーリーのアイデアが浮かばない人のために

 

  • 『ストーリーテンプレート』
  • 『ストーリーパターン』

 

を紹介します。

 

これらはストーリーの基本的な構造や展開の一例となるもので、詳細な内容や登場人物は自分で考える必要があります。

 

ストーリー作りにおいて参考になると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

このページの目次

ストーリーパターン一覧

天才・ヒーロータイプ主人公 ストーリーパターン

 

特殊な能力を持つ主人公が困っている人を助けるパターン

 

1:『主人公』は『特殊能力』を持っているが普段は隠して普通に暮らしている。

 

2:『主人公』は『物語の世界』で悩みを抱えている『ヒロイン』に出会い『特殊能力』で助けることになる。

 

そのことで『ヒロイン』と親しくなったり、『ヒロイン』から感謝されたりする。

 

3:『物語の世界』では『敵』が悪事を働いている。

 

その悪事に『ヒロイン』が関わってしまう。

 

4:『主人公』は『ヒロイン』を救うべく『特殊能力』を駆使して『敵』と戦う。

 

5:『ヒロイン』の悩みが解決し『主人公』と『ヒロイン』は愛情が深まった。

 

協力者から特殊能力を授かる主人公 ストーリーパターン

 

協力者から特殊能力を授かった主人公が敵に立ち向かうパターン

 

1:『主人公』は普通の人だが何かに悩んでいる。

 

2:偶然に『ヒロインor協力者』と知り合い『特殊能力』を与えられるか、『特殊能力』が使える『アイテム』を渡される。

 

3:『物語の世界』で『敵』が事件や災害を引き起こす。

 

その中に『ヒロインor協力者』が巻き込まれてしまう。

 

(『ヒロインor協力者』は事件や災害の原因を調べていた)

 

4:『敵』の攻撃で『ヒロインor協力者』が重傷を負ってしまう。

 

(事件や災害の原因を突き止めていた)

 

誰も助けてくれない=自分しかいない!

 

5:『主人公』は『特殊能力』や『アイテム』を使って『敵』と対決する。

 

『敵』を倒す。

 

6:事件や災害が収束し平和が戻る。

 

『主人公』は『ヒロインor協力者』と一緒にこれからも戦うことを決意する。

 

挫折して再び立ち上がる主人公 ストーリーパターン

 

自分の才能や能力に誇りを持っている主人公が敗北を味わい再起を果たすパターン

 

1:主人公は自分の『才能』や『能力』に誇りを持っている

 

2:敵、ライバルに『勝負』で敗れる

 

3:主人公は挫折し、自信を失う

 

4:導き手と出会い、本当に大切なものを見つける

 

5:敵、ライバルに再挑戦し勝利する

 

何かを求めて旅立つ主人公 ストーリーパターン

 

何かを探し求めて旅に出た主人公が最後に得たのは思いもよらないものだったパターン

 

1:主人公は『何か』を探し求めて旅に出る

 

2:旅の途中で様々な困難・試練に遭う

 

3:旅の仲間や助けてくれる人と出会う

 

4:主人公はついに『何か』を見つける

 

5:しかし、本当に手に入れたものは『別のもの』だったと気づく

 

『願いが叶う力』を手にする主人公 ストーリーパターン

 

願いが叶う力を手に入れた主人公だがそれが原因で苦しみや悲しみに見舞われるパターン

 

1:主人公はひどい状況にあり悩みや問題が山積み

 

2:奇跡的に願いが叶う力を手にする

 

3:人生が一変する

 

4:しかし、願いが叶うことで以前とは違う苦しみや悲しみが生じる

 

5:人間として正しく道徳的に生きることが幸せだと気づく

 

平凡な主人公が難題に挑戦して成長するストーリーパターン

 

普通の主人公が突然困難な状況に巻き込まれて自分の力で問題(敵)を克服して一歩前進するパターン

 

1:主人公は特に目立たない普通の人物

 

2:予期せぬ困難や強敵と遭遇する

 

3:自分の勇気、知恵などを駆使して問題(敵)に対抗する

 

4:問題(敵)を解決し主人公は一つ成長する

 

組織と自分の思いの間で揺れる主人公 ストーリーパターン

 

自分が所属する組織の真実を知った主人公は 自分の感情か組織の目標を優先するかを選ぶパターン

 

1:新人として組織に入った主人公

 

2:主人公は、この組織がどんな集団でどんな規則や文化を持っているか、徐々に理解していく

 

3:主人公は色々な事件を体験し、組織の実態・課題・矛盾が次第に明らかになる

 

4:主人公は組織の目的のために自分を抑えるか、自分個人の感情を優先させるかで苦悩する

 

5:組織と自分どちらを優先するか、主人公なりの答えを出して生きる

 

突然人生に変化が訪れた主人公 ストーリーパターン

 

突然人生に大きな変化が起こった主人公が、変化したことを受け止め成長するパターン

 

1:主人公に突然変化が訪れ、人生の岐路に立つ

 

2:主人公は悩み、葛藤し辛い体験をする

 

3:少しずつ起こった出来事の真相や気付きを得る

 

4:主人公は人生で起こった出来事を受け止めて、成長する

 

最初は嫌いだった相手と恋に落ちる主人公 ストーリーパターン

 

最初は嫌いだった相手と恋に落ちた主人公が、相手の抱えている様々な困難を乗り越えて幸せになるパターン

 

1:主人公(女性)はヒーローと最悪な出会い方をして第一印象は悪い

 

2:何かのきっかけでヒーローの本性が分かり仲良くなる

 

3:主人公はヒーローの事が好きになる

 

4:告白し付き合うことになる二人

 

5:ヒーローの過去のトラウマや過去に付き合ってた彼女が現れたりなど、障害が立ち現れる

 

6:主人公の努力で障害を乗り越え幸せになる

 

魅力的なヒロインと出会う主人公 ストーリーパターン

 

魅力的なヒロインと出会った主人公がヒロインの抱えている問題を解決してあげて深い絆が生まれるパターン

 

1:『主人公』は『ヒロイン』と出会う

 

2:可愛いけど『ヒロイン』は何か問題を抱えている

 

3:問題に関わる『障害物』『敵対者』が現れる

 

4:『主人公』は『ヒロイン』の問題を解決する

 

5:『ヒロイン』と『主人公』との間に深い絆が生まれる

 

限られた空間に『モンスター』 ストーリーパターン

 

限られた空間にモンスターが現れて人間に復讐していくパターン

 

1:人間の欲望・罪により『モンスター』が誕生する

 

2:『モンスター』は復讐を始める

 

3:限られた空間にいる人々は恐怖に陥る

 

4:罪を悔い改心したキャラクターは助かる`

 

主人公がバカでも最後には勝つ ストーリーパターン

 

見かけはバカで無能な主人公が強大な敵や組織に立ち向かってしまうパターン

 

1:主人公は、バカでドジな人物や無能で誰も相手にしないような人物

 

2:主人公は大きな組織や敵対する者と出会い、妨害される

 

3:主人公は自分のバカさを武器に対立する存在をかく乱する

 

4:最終的に主人公が敵対してきた存在を倒して勝利する

 

主人公と相棒の友情 ストーリーパターン

 

相棒が気に入らない主人公が相手の存在を認め仲直りして二人で協力して難局を乗り切るパターン

 

1:主人公は相棒(パートナー)と出会う

 

2:二人は旅や仕事などで一緒に行動するが、お互いに反発し合う

 

3:主人公と相棒は一緒に行動するうちに、お互いに必要だと感じ始め、二人揃って初めて力や成果が出る、存在になることが徐々に分かってくる

 

4:でも、相棒がいなければいけないなんて、納得できない

 

5:ある時、主人公と相棒は大喧嘩して別れる

 

6:主人公に最悪の危機や窮地が訪れる

 

7:主人公はやっぱり相棒がいないとだめだと気づき、自分勝手を捨て謝罪する

 

8:相棒も気持ちを変えて戻ってきて、二人が再び仲良くなる

 

9:二人で最大の問題や敵と戦い、勝利する

 

10:主人公と相棒の間に本当の友情が築かれる

 

欠乏から脱却したい主人公 ストーリーパターン

 

何かの欠乏・マイナスにある主人公が欠乏を克服するパターン

 

1:主人公には何かの欠乏・マイナスがある

 

2:マイナスを改善しようと努力する

 

3:マイナスを解消するチャンスと試練が訪れる

 

4:マイナスから抜け出し欠乏を克服する

 

or

 

状態はマイナスのままだがキャラクターが成長し見方が変わる

 

魅力的な異性と同居する6つの話のパターン

 

主人公が魅力的な異性と同居することになるパターン

 

1:偶然同居パターン

 

何かの間違いや事情で知らない男女が偶然同居することになり、一緒に暮らすうちに恋愛感情が芽生える。

 

2:幼なじみパターン

 

男女は幼なじみで家は隣同士に住んでいる。

 

お互いによく行き来しているので、ほとんど同居しているようななじみ深い関係。

 

3:両親再婚パターン

 

再婚した親にそれぞれ年頃の男女の子供がいて、家族となり一緒に住むことになる。

 

4:下宿パターン

 

下宿先や寮に入った先で、年頃の男女がいて一緒に暮らすことになる。

 

5:落ち込み・押しかけパターン

 

突然、魅力的な男女が部屋に現れたり、押しかけてきたりして同居することになる。

 

不思議系な人物や異世界のキャラ、獣人、宇宙人など存在がファンタジーなキャラをかくまう展開に使われることもある。

 

6:近親恋愛パターン

 

自分の兄妹にひそかに恋心を抱きながら一緒に暮らしているパターン。

 

『貴種流離譚』高貴なキャラが放浪する ストリーパターン

 

高貴な出自や身分の主人公が身を落とし様々な苦難を乗り越えて栄光を手に入れるパターン

 

1:高貴な生まれや身分の主人公が何らかの理由で、本来所属するべき階級から追放され放浪することになる

 

2:主人公は低い身分に身をやつし、逆境や苦難が襲う

 

3:主人公は数々の苦難や出来事を乗り越えて成長する

 

4:逆境に追い込んだ原因や存在を打ち倒したり、最高の栄光を自分の力で手に入れ英雄として讃えられる

 

 

『貴種流離譚』高貴なキャラが放浪する ストリーパターン

 

高貴な出自の主人公が身を落とし様々な試練を乗り越えて栄光を掴 むパターン

 

1:高貴な生まれや身分の主人公が何らかの事情で、本来帰属するべき階級から居場所を失い放浪することになる

 

2:主人公は低い身分に身を落とし、逆境や試練が襲う

 

3:主人公は数々の試練や出来事を乗り越えて成長する

 

4:逆境に追いやった原因や存在を倒したり、最高の栄光を自らの手で掴み英雄として称えられる

 

境界線を越えて行って戻る主人公 ストーリーパターン

 

今までとは違う世界へ境界線を越えて行った主人公が 様々な試練を経て成長し成果を持って元の世界は戻ってくるパターン

 

1:主人公は今までの環境と違う世界へ、境界線を越えて行く

 

2:その世界で探し物を見つけたり、様々な経験を積んで、成長する

 

3:主人公は成果を携えて、もとの世界に戻ってくる

 

変な生き物と出会う主人公 ストーリーパターン

 

変な生き物と出会った主人公が仲良くなった変な生き物にピンチを助けられるパターン

 

1:主人公は変な生き物(変人キャラ)と出会う

 

2:主人公は変な生き物と交流し、変な生き物が持つ『特殊能力』を知り驚く

 

3:主人公に敵や障害が襲いかかりピンチに陥る

 

4:変な生き物が特殊能力を発揮して主人公を助ける

 

5:主人公の家に変な生き物が住みつく

 

大切なものを奪われ仇討ちする主人公 ストーリーパターン

 

大切なものを敵に奪われたり殺された主人公が復讐や奪還をするパターン

 

1:主人公は敵に『大切なもの・愛する人』を奪われたり、殺されたりする

 

2:奪還・復讐を誓い、行動する(仇を探す旅に出たり、復讐を果たす準備を開始する)

 

3:主人公な様々な障害や試練が立ちはだかる

 

4:クライマックス(目的である復讐や奪還ができるか敵や難問と対決)

 

5-a:主人公の感情を優先し、復讐や奪還の目的を果たす

 

5-b:主人公は心変わりをし、復讐や奪還を否定し目的達成を諦める

 

タブー禁忌を犯した主人公 ストーリーパターン

 

主人公がタブーや禁忌を犯してしまうパターン

 

A)物語の冒頭にタブーを破るパターン

 

1:主人公は禁止されているタブーを破り災いや問題が起こる

 

2:主人公は犯したタブーから回復、問題を解決するため行動する

 

3:主人公は成長し犯したタブーから復権する

 

B)物語の終盤にタブーを破るパターン

 

1:主人公は様々な体験を経てきてタブーや禁忌の物事に遭遇する

 

2:主人公は故意か偶然かタブーを犯してしまう

 

3:主人公は災いやタブーを犯した報いを受けてしまう

 

変身する力を授かり活躍する主人公 ストーリーパターン

 

変身して特別な力を使えるようになった主人公が悪の組織から人々を守るため戦うパターン

 

変身する力を授かる

 

1:主人公はある日、不思議な存在や出来事に遭遇する

 

2:不思議な存在や出来事によって変身する力を授かる

 

3:変身する力をどう使うか目的・使命が示される

 

第一話や物語の冒頭で、だいたい変身する力を授かり目的や使命が示されます。

 

一般的には敵や悪の組織の陰謀を阻止するとかが目的になります。

 

変身して活躍する

 

1:敵は一般人に対して暴力を振るう

 

2:主人公は一般人を敵から守るために行動を起こそうとする

 

3:敵は一般人の力では敵わない攻撃力を持ち、主人公たちを屈服させようとする

 

4:主人公は変身して敵と対峙する

 

5:主人公は敵の攻撃に苦戦するが最終的には必殺技で敵を倒す

 

ヒーローと成長の選択肢を選ぶ脇役 ストーリーパターン

 

ヒーローが問題を抱える脇役に現れて助言を与えて成長させるパターン

 

1:ヒーローの登場する予兆の描写

 

2:脇役(ヒロインでも可)は困難に直面していて、偶然ヒーローと出会う

 

3:ヒーローは脇役に成長して困難を乗り越えるためのアドバイスをし、脇役の人生に変化をもたらす選択肢を提示する。

 

Aはアドバイスを受け入れて脇役が変わる選択肢

 

Bはアドバイスを無視して脇役が変わらない選択肢

 

最初の選択肢で脇役は間違った方向の選択である

 

Bを選びます。

 

4:脇役は敵や困難に遭遇し窮地に陥り危機に瀕する

 

5:脇役の前に

 

再度人生に変化をもたらす選択肢が現れる。

 

Aのヒーローのアドバイスを受け入れて成長し変わる選択肢

 

Bのヒーローのアドバイスを無視して変わらない選択肢

 

今度は正しい方向の選択であるAを選びます。

 

6:ヒーローは脇役の変化や成長を認めて敵や困難を退ける

 

7:脇役は問題が解決しハッピーエンド

 

推理探偵ストーリーもの ストーリーパターン

 

推理が得意な主人公が事件に関わり捜査して解決するパターン

 

1:事件が発生する

 

2:主人公の日常生活の描写

 

3:主人公が事件の捜査に参加する

 

4:捜査が難航する

 

5:偶然や友人の言葉からヒントを得る

 

6:事件の真相や犯人の手口を見抜く

 

7:犯人を直接指摘する

 

8:犯人とのやり取りの中で手口を明かす

 

9:犯人は動機や経緯を語って自白する

 

隔絶された環境(クローズド・サークル)に陥る主人公 ストーリーパターン

 

隔絶された環境に閉じ込められた主人公が問題を解決して日常に戻るパターン

 

1:主人公たちは何かの理由で特定の場所に向かう

 

2:天候や事故や敵の策略などで外部との連絡が途絶える

 

3:主人公たちは脱出の方法を探すが見つからない

 

4:次々と事件が起こり危機に直面する(ミステリでは登場人物が次々と殺されたり、行方不明になったりする)

 

5:主人公は事件解決の手がかりを見つける

 

6:主人公は敵や犯人と対決する

 

7:主人公は敵を倒したり、事件を解決して特定の場所から日常に帰る

 

英雄の旅(ヒーローズ・ジャーニー)のストーリーパターン

 

主人公が冒険に出てさまざまな困難に立ち向かって英雄として帰ってくるパターン

 

1:『日常世界』で、主人公の日常や問題を紹介する

 

2:『冒険への誘い』で、日常から変化へのきっかけを受ける

 

3:『冒険の拒否』で、変化へのきっかけを断る

 

4:『賢者との出会い』で、助けや助言を得て冒険に出る決心

 

5:『戸口の通過』で、新しい世界に旅立つ

 

6:『試練、仲間、敵』で、様々な試練や出会い

 

7:『最も危険な場所への接近』で、最大の困難の発見やその準備

 

8:『最大の試練』で、危機に陥るが困難に打ち勝つ

 

9:『報酬』で、報酬や宝物を手に入れる

 

10:『帰路』で、故郷への帰路につく、再び危機に陥る

 

11『復活』で、困難を乗り越えて新しい自分に生まれ変わる

 

12:『宝を持って帰還』で、主人公は帰還し名声や恵みを受ける

 

自分探しの旅に出る主人公 ストーリーパターン

 

自分探しの旅に出た主人公は、外部の状況には自分が求めていた答えを見出せず、自分の心の奥に答えを見つけるパターン

 

1:主人公は環境に不満を抱き、自分探しの旅に出発する

 

2:新しい世界、自分が望んでいた理想の場所だと思われる状況を発見する

 

3:新しい世界でも、物事は主人公が希望しているようには進まず、厳しい現実に直面する

 

4:主人公は、外部の理想の状況や居場所を探すのではなく、内部の自分を努力して変化させることが重要だと気付く

 

5:逃げることなく試練や逆境を克服するよう努めたり自分自身を変化させようと努力する

 

6:真の自分が見つかる

 

人外の存在と結婚する主人公 ストーリーパターン

 

主人公が人外の存在と結婚するパターン

 

パターンA

1:主人公はある人と交際したり、結婚することになる

 

2:実は相手の正体は人外の存在だった

 

3:主人公は相手の持つ考え方や能力などの差異に驚く

 

4:さまざまな障害や差異を乗り越えて支え合って生きていく二人

 

パターンB

1:主人公はあるキャラと交際したり、結婚したりする

 

2:主人公はあるとき相手との約束を破って、相手の正体を知ってしまう

 

3:相手は正体を知られたことで、もう一緒にいられないとどこかへ去ってしまう

 

父親コンプレックス&父を乗り越える主人公 ストーリーパターン

 

主人公が大きな存在である父を乗り越えるパターン

 

1:主人公には尊敬する父や憎むべき父、乗り越えなければならない父などがいる

 

2:主人公は試練や葛藤を乗り越え成長する

 

3:主人公は父と対決し打ち負かしたり、父の業績を超えたりして、父超えを達成する

 

復讐を誓う主人公 ストーリーパターン

 

大切なものを奪われた主人公が復讐を果たすパターン

 

1:主人公は大切なものを奪われたり殺されたりして復讐や奪還することを決意する

 

2:(仇をとるor奪還する)計画を立てたり努力したり探し出す旅に出るなどの苦労や辛抱の時期を過ごす

 

3:主人公は仇や奪った原因となったものを見つけ出し、対決する

 

4-a:主人公は仇を取る、大切なものの奪還に成功する

 

4-b:主人公は仇を許す、大切なものの奪還はできなかった

 

社会の現実を知る未熟な主人公 ストリーパターン

 

狭い世界観しか持ってない純粋で未熟な主人公が、社会の不都合な現実を知り改善しようとするパターン

 

パターンA

1:主人公はまだ狭い世界しか知らない未熟な存在

 

2:ある時、社会の現実に触れ衝撃を受ける

 

3:主人公は社会の現実と自分の考えの差との折り合いをつける方法を探る

 

4:主人公は社会との差を乗り越え成長する

 

パターンB

1:主人公はまだ狭い世界しか知らないが純粋な理想を持っている

 

2:ある時、大人の汚い社会の現実に出会いショックを受ける

 

3:主人公はその間違った現実を変えるために行動する

 

4:主人公の理想で社会の現実を変える

 

まとめ

 

ストーリーパターンのまとめについて紹介しました。

 

物語やストーリーの展開が、全体的にどんなふうに始まって終わるのかを把握しておくと、オリジナルの物語を創作するときにも迷いが少なくなります。

 

話の型や基本形を覚えておくと、アレンジや変化系を考えることも容易になってきます。